MIURA設計室

理想の家を建てるなら...。

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理想の家を建てるなら...。

2022/04/26

家が欲しいと動き出すと、

ホント何から手を付けていいか分からないくらい多くの事柄が関係してきます。

そもそも自分の「理想の家」ってどんな家なのか、どのような暮らしを望んでいるのかなど、家へのイメージじたい、明確になっていない方が多いのではないでしょうか。


家づくりは、ほとんどの方が

「一生に一度きり」

の本当に大きな買い物となります。そして、そこで生活をしていきます。


なので、

「絶対に後悔はしたくない」

ですよね。


でも、何をどうすれば後悔しない家づくりができるのかは、なかなか言葉にするのはむずかしい部分もあります。


ここでは、

後悔しないためのポイント

についていくつかご紹介します。


目次
1.家族の要望をまとめよう
2.要望の優先順位を決めよう
3.どのような家、暮らしにしたいかを伝えよう
4.現在の住まいの不満を整理しよう
5.まとめ


1.家族の要望をまとめよう

まずは、家族全員の要望を全て出してみましょう。

遠慮してたら進まないので、思うがまま書き出すことが大事です。それが突拍子のないもの、現実味のないものでもかまいません。

ある程度の許容範囲はありますが^^;


ご主人は

「趣味室がほしい」

「ごろんと横になれる畳スペースがほしい」

「インナーガレージがほしい」など。


奥様は、

対面キッチンがほしい」

「洋服などの収納スペースは多めにほしい」

「家事動線は短くまとめてほしい」

「物干し部屋がほしい」

などもあるでしょう。


お子様からも要望を聞いてみてください。

もしかしたら、

「隠れ家がほしい」

「ブランコがしたい」

などユニークな要望もあるかもしれません。


このように家族の要望をたくさん出していくうちに、今までは全く具体的ではなかった住まいも、なんとなく具体的にイメージすることができます。


また、ひとりひとりの要望を聞く中で、

「そんなことを考えていたんだ」

という新しい発見も生まれるでしょう。


最大のメリットとしては、家づくりを家族みんなで共有し、積極的に前向きになるということです。

これは、

「後悔しない家づくりの大きなポイント」

でもあるのですが、家族みんなが関わることで、達成感や、完成した時の住まいへの愛着が深まります。

いつまでも愛せる住まいが本当の理想の家となるでしょう。



2.要望の優先順位を決めよう

たくさん出てきた要望は、

「優先順位を決める」

たくさんの要望のなかで、自分、あるいは家族の中で優先順位があるはずです。

それらに番号や記号を付けて整理しておきます。


ご主人の趣味室は「A」、

奥様の物干し部屋は「B」

といった具合に整理し、

「A」は優先順位が高くかなり必要なもの、

「B」は余裕があればつけてもらいたいと考えているものなど、区別することで建築費とのバランスを考えるうえで検討しやすくなります。


この優先順位をしっかり検討しておかないと、

間取りが決まってから


「ほんとうはこうしたかったのに...。」


という後悔につながりやすくなってしまいます。



3.どのような家、暮らしにしたいかを伝えよう

まとめた要望書を、設計士さんに伝えましょう。 要望を伝える際、ただ単に必要な部屋だけを伝えるだけでは、

「使い方、暮らし方、好みのスタイル」

までしっかり伝わっていないことの方が多いのです。


・どんな住まいが理想なのか、

・どんな暮らし方がしたいのかについては、


しっかりと理解してもらえるように、設計士さんに伝えることはとても大事なことです。


「本当に理解してもらっているかな?」

と不安になったら、しつこいと思われたくないという心配をせずに、何度も話し合いましょう。

ここをあいまいにするかどうかで、

「あの時にもっと時間をとって話をすればよかった」

と後悔するかどうかの分岐点ともいえるのです。



4.現在の住まいの不満を整理しよう

ほとんどの人が初めての家づくりです。

最初から具体的なイメージが出来ているという人の方が少ないでしょう。

「後悔しないといっても本当によくわからない」

という場合は、とりあえず、

・今の暮らしの中で不便に感じているところや、

・こうだったらいいのに。

ということをまとめてみましょう。

このようにすることで、意外と深層心理の中にある

「理想の家」が見えてくることがあります。


特に、暮らしの中で不便に感じていることなどは、

新しい住まいでの改善点に結びつきます。


その全てが解決できるかどうかはまた別として、解消できるような方法がないかを、間取りに加えてみても良いでしょう。

間取りが決まる前に、このような改善したいことを取り入れるかどうかで、後々

「こうしておけば良かった」

という後悔も少なくなるでしょう。



5.まとめ

どんな家に住みたいかを考えることは、

家族とともにどんな暮らし方をしたいのかを考えることです。

家族全員で要望を出しあい、それに優先順位をつけながら自分たちの理想の家のカタチを整理していく。

そこではどんな暮らしを望み、どう時間を過ごしていくのか、それをイメージすることが楽しくもあります。


同時に、住宅ローンや公的補助などを含む金銭面についても考えます。

住宅ローンのシミュレーションを行い具体的な予算を出すことも必要です。


家づくりは一生に一度きりの大きな買い物です。


自分だけの理想の家を建てたい人は、自由度の高い注文住宅が向いています。


家族の理想の家づくりを楽しみながら計画し、

充実した生活スタイルを過ごしましょう。

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